世界初のDMVに乗ろう!地元の海陽町で始まりました!

LIFE

DMVとは?

線路と道路の両方を走る乗り物のDMVは『Dual Mode Vehicle』(デュアルモードビークル)

走る形態が2つある乗り物という英語ですかね。既存の鉄道を汽車として走りながら、そのまま道路も走る事が出来るバスになるようなイメージです。

モードインターチェンジといわれる場所が、阿波海南駅と甲浦駅にあり、鉄道⇔道路のモードを変えています。その時間はたったの15秒!かなり近くでモードチェンジをしている様子を見る事が出来ますし、見学や写真撮影をするためのスペースも確保されているのでじっくりと見る事が出来ます。

仕組みは、道路では一般のマイクロバスのように4輪で走行し、鉄道では車体の下に格納している鉄車輪を下ろして、鉄道のガイドとなります。動力は鉄道に接しているは後輪のゴムタイヤです。

DMVはイギリスやドイツで80年も前から開発されていたり、日本でも開発されてきましたが実用化されていない為、本格運用がされ始めた徳島、高知のDMVは世界初の乗り物という事になります。

なぜ徳島県の海陽町にDMV?

徳島県の南部に阿佐東線という鉄道が高知県の東洋町までありますが、利用者の減少に伴い、汽車のみで鉄道を使うより、鉄道と道路両方を移動できるようにして既存の鉄道を生かしながら、機動性を伸ばした交通機関にするためにDMVを導入したようです。

特に、高齢化が進んでいる田舎なので利用者にとっては乗り換えの手間がかからない、非常に便利な交通の足になります。

また、田舎ならではの海、山、川の景色を楽しみながら移動できる鉄道を残して、観光と移動を楽しめるようしたのは、徳島県の海陽町や高知県など自然の豊かな場所が適している為、DMVを導入したように思います。

観光と交通に新しい可能性を!

実際、ルートについてなど辛辣な意見も多いDMVですが、私は非常に面白い取り組みだと思っています。YAHOOニュースなどにも取り上げられて、盛り上がっているのもうれしいです。特に観光についてはもっと注目してもらいたいですね。

私の地元は徳島県海陽町ですが、見てもらいたい場所がいっぱいあります。

始点となっている阿波海南文化村には海部刀という世界的に見ても面白い刀が展示されていますし、海陽町ならではワークショップなども開催されています。

他にも、四国一の大滝、轟の滝は迫力のある滝で、道中の海部川からの雰囲気も心地良く一度は行ってみて頂きたい滝です。

轟の滝

座禅も出来る四国最古の禅寺の城満寺は、隅々まで手が行きわたっていて空気が澄んでいますし、人柄の良い住職とお話が出来れば素晴らしい時間が過ごせます。

城満寺

苔寺の愛称で親しまれている波切不動尊は、一面を苔で覆われているお寺でとんでも無いフォトスポット。

苔寺

他にも、広い遠浅で海水浴に有名な白浜。サーフィンスポットの生見海岸など観光スポットはたくさんあります。四国の端っこに行く機会はなかなか無いと思いますがDMVという交通機関もありますので是非とも一度足を運んでみて下さい!

阿佐海岸鉄道株式会社

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