楽しいですか?仕事。一日の1/3は仕事をしているので出来る事なら仕事を楽しくしたいし、結果とやりがいが伴っていると一番いいですよね?そんなあなたが退屈に思っている仕事の殻を破いてくれるような言葉が書かれています。
評価が高い本で、Kindle unlimitedにも登場していたので読んだ本です。
『仕事は楽しいかね?』はビジネスについてと自己啓発をストーリーで分かりやく訴えかけてくれる本です。本書の主人公と一緒に考えながら自分なりの答えと照らし合わせて読むことで新しい考え方や、挑戦する事への面白さが感じられる本です。
仕事に悩んでいる人にはぜひ読んでいただきたい一冊です!
こんな人におすすめ
- 仕事にやりがいを感じていないビジネスパーソン
- ビジネスで成功したい人
- 自分の殻を破りたい人
『仕事は楽しいかね? 著:デイル・ド−テン』の概要
主人公が大雪で足止めを食らった空港で出会った老人「マックス」からの質問『仕事は楽しいかね?』から始まる、自己啓発とビジネスの捉え方について、会話形式のストーリーで学べる本です。
心に残る素敵な言葉が多く含まれていて、行動をおこす事、挑戦し続ける事が成功につながると教えてくれます。
本書には成功してきた偉人たちのストーリーが書かれていて非常に参考になり、行動に対する自分の考え方が変わると思います。悩みを抱える中堅ビジネスパーソンには読みやすくて刺激になる一冊です。
私が『本の名前』を読んで学んだ事・感じた事
- 目標設定は良いこと?悪いこと?
- 明日は今日と違う自分になる
- 真似をしないことが成功の秘訣
- 適切な時というのは無い
①目標設定は良いこと?悪いこと?
本書の初めに、目標設定をすることは大事ではないと言われます。それは、目標を設定してしまう事によりスタートを切るのが遅くなってしまう事や、目標に向かって完璧を目指してしまう事が行動の妨げになってしまうという事です。少しづつ、日々挑戦を繰り返すことが大事だという事です。
私は目標を立てて行動に移したいタイプです。しかし、確かにその分行動に移すのが遅くなっていると感じることが多くなってきていたので、私にとって重要な言葉になりました。
しかし、それでも目標は大事だと思うので目標と挑戦のバランスを取った行動をしようとしています。
明日は今日と違う自分になる
大きな目標を立てると、目標を立てた事に満足してしまう事、また、目標に向かって近づいているのか分からなくなるという事です。すると、目標がマンネリ化してしまい、毎日目標に向かっての行動をしなくなくなる可能性があります。
なので、明日は今日と違う自分になるというのは、一日一日で少しでも変化をする事。その結果として目標に近づいて行かないと目標を達成するのが難しいという事です。これは、決して目標を立てずにゴロゴロする方が良いというわけではないですよね。
マックスは、変化する自分と社会の中で10年後の目標を立てても、どうなるか分からないから、変化に順応させながら毎日違う自分になることが大事だと教えてくれています。受け取り方を間違えると、反発してしまいそうな内容かもしれませんが、私は大きな目標を立ててそこで満足をしていまいがちなので意識が変えられて良かったです。
Amazonの創業者のベゾスの創業初日という言葉にも同じような意味が込められているようです。
真似をしないことが成功の秘訣
成功者の真似をすることが成功の方法と考えてしまいがちですが、結局それでは成功者を超える事は出来ないし、新しいチャンスを掴めないかもしれないという話です。
私は、成功者の方法をマネをするのが近道だと思っていますが、確かにそれにこだわり過ぎると、新しい発見やチャンスを逃してしまう可能性はあるかもしれませんね。これも私の中の挑戦するという行動に変化を与えた内容でした。
適切な時というのは無い
これも耳が痛くなる内容でした。良いアイデアが浮かんだ時にそれを、良い機会があれば周りに展開しようと思ったりする事はありませんか?
これは、自分の中に留めていても世界は何も変わらないという事と、せっかくの新しいアイデアがどんどん古くなってしまうという悪い点があります。適切なタイミングを考える事は必要かもしれませんが、考えすぎない方が良いと感じました。
この本全体を通して、とにかく行動することが大事!毎日ちょっとの変化が大事!という事を学ぶことが出来ます。失敗も、挑戦しないことが失敗だという事です。
考え方というより、行動の方法を変えてくれる本です。ストーリー仕立てなので内容も飲み込みやすく納得できる本だと思います。是非ビジネスパーソンに読んでいただきたい本です!
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