【読書録】ランディングページ最強の3パターン制作・運用の教科書

ランディングページで売り上げUPLIFE

LP(ランディングページ)とは縦長レイアウトのページ構成

ランディングページとは、ページの訪問者に対して、『商品を購入する』や、『サービスを購入する』などのアクションを起こさせる為に非常に有効な縦長レイアウトのページの事を指します。

あなたの周りでよく見られるのは【楽天市場】のページ構成だと思います。縦長で、商品の説明をしていて、知りたい内容が分かっているかのように欲しい情報が流れてきて、インパクトがあるページです。

最近では企業のホームページ等でも用いられるようになってきたランディングページの定義として、

・縦長である事

・他のページへのリンクが無い(もしくは極端に少ない)

・自由なレイアウトでなおかつ画像や動画の表現が目立つような装飾

・ユーザの購買行動を誘発させるマーケティング活動の縮図

・短い可処分時間の中でユーザーに強いインパクトを与えられる

ビジネスを加速させるランディングページ最強の3パターン制作・運用の教科書

長時間ページに滞在してもらって、最終的にアクションを促す事に特化したページという事ですね。


ランディングページの種類と目的

Pモデル(問題解決型:Problem)はすぐに解決したい問題について、検索した人が解決するすべを求めているケースです。例えば、トイレが流れなくなった場合に検索するような場合です。修理会社のホームページを検索したとして、『トイレとは?』のような求めている事とは違う内容が出てきてしまうと、すぐに離脱してしまいます。

問題解決の方法を提示していたり、すぐに連絡先が見つかった方が有効なページになります。

Dモデル(欲求充足型:Desire)すぐに必要なものではないが、その商品が手に入る事により生活や、心が満たされるような商品を検索するケースです。高級な腕時計などは必要不可欠なものではありませんが、手に入れたいと思って検索している人がたくさんいます。

そのような人の為には、商品を手に入れた時の幸福感を伝える事が購買意欲を高める事が出来ますので、その目的に合ったランディングページを作る必要があります。

Lモデル(潜在的需要型:Latent Demand)は普段の生活では必要としない商品でも必要性に気付いたときに急に欲しくなった場合に検索するケースです。本書では、ドライブレコーダーを例に挙げています。普段の生活の中では必要とは思っていなくても、あおり運転が大きな問題になった最近では、自分にも必要なものだと感じ、購入に至るケースです。

必要性を感じていない人に『あなたにとってこの商品は必要』をいう事を伝えて、購入意欲を高める為のページになります。

以上のパターンを考えると検索している状況により、商品やサービスの見せ方を変える必要があるという事が分かると思います。

検索した人はどういった気持ちで検索をしていて何を求めているのか、さらに購入などのアクションを起こさせる為にはどういう見せ方をするのが効果的かという事を考えてランディングページを作る必要があります。

ランディングページで重要なポイント

ユーザーに寄り添った文章、ページというのが非常に大事です。ユーザーがどうしてこの商品を検索しているのか、どうしてこのサービスを検討しているのか、何に困っていて、何を改善したいと思っているのか。それを理解してユーザーに寄り添うランディングページを最後まで見てもらうことが大事です。

ランディングページは縦長で、最後のアクションを起こさせるまでのページなので、文章も非常に大事になります。文章を書く際は、PREP法という文章構成を使うと伝えやすいです。

  • Point 要点
  • Reason 理由
  • Example 例、証拠
  • Point 要点

これを意識しながら、文章の構成すると閲覧者に興味を持ってもらう事が出来ます。

男女で好まれるページにも差があり、男性は具体的な数字で商品を比較しているものの方が良く、女性は商品を買う事により変わる雰囲気などのストーリー性のあるものが好まれます。商品はターゲットにより異なるので意識する必要があります。また、同じ商品でもアピールの仕方によりターゲットが変わる事もあります。

ランディングページを具体的に構成する為に重要な事

人間は自分にとって必要な情報かどうかを3秒で判断すると言われていますので、自分の求めていない内容が現れてしまうとすぐに離脱されてしまいます。その為トップページが重要で一目でユーザーにとって意味があると感じてもらう必要があります。

人の視線は左上から始まるので、トップページの左上には内容がすぐにわかるキャッチコピー、そして右側にイメージがあると良いです。イメージの部分に人を用いる場合は、左を向いているようにするのがおすすめです。

また、人の集中力は8秒と言われています。これは、1つの文章に文字を詰め込み過ぎると集中力が切れて離脱してしまう可能性があるので、読みやすい文章にして詰め込み過ぎないようにする必要があります。先ほどのPREP法を用いながら、8秒で展開していく事により集中力を切らさずに次のページにつなげる事が出来ます。また、文章ばかりだと読むのが嫌になってしまうので、写真などのイメージを入れる事も必要です。

写真とテキストだけより動画の方が5000倍もの情報量を伝える事が出来るとも言われているので、ランディングページ内に動画を入れて情報量を増やすという事も非常に有効です。

【ランディングページ最強の3パターン】はおすすめの一冊

ランディングページという言葉は聞いたことがありましたが、意味はほぼ分かっていなかった私ですが、本を読んでいて確かになんとなくこういった縦長構成のページが増えてきているなと感じました。

中尾 豊さんの書かれた、ビジネスを加速させるランディングページ最強の3パターン制作・運用の教科書はランディングページの事について書かれていますが、ホームページやSNSを使ったマーケティングをしている人にはタメになる内容が非常に多く書かれています。

読書録として重要な部分書き出そうとしましたが、重要な部分はまだまだあります。

ページを見る人に寄り添い、求めていることを理解してページを作る事の重要さを理解することが出来たのが大きな部分で、その為のページ構成や、トンマナの大事さ、デザインに至るまで多くの事を書かれている非常に価値のある本だと思います。

【ビジネスを加速させるランディングページ最強の3パターン制作・運用の教科書】はビジネス書でありながら言葉にやさしさがあり、とても読みやすく不思議な気持ちで読んでいましたが、あとがきから中尾 豊さんの人柄が分かって納得出来ました。

ランディングページ、ホームページ、集客について興味のある方は是非読んでみて下さい。とてもおすすめです!


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