SDGsって結局のところ何?私に関係のある事?世界の事?日本の事?知らないと恥ずかしい事なの?と思った事はありませんか?
私も言葉は聞いた事がありましたが、実際に何をやっているのかは知らず、自分に関係のある事かも知りませんでした。(ごはんを残さないようにしましょう!というのがSDGsかな?という勝手なイメージだけw)
SDGsについて知りたいと思いながら書店で探していると、SDGsについて書かれている本はたくさんありましたが、その中でも図解 SDGs入門は他の本に比べて初心者向けで、絵が分かりやすかったので購入する事にしました。
図解 SDGs入門を読むと、SDGsが掲げている目標と現在の状況、SDGsと大きな繋がりがある「健康」「環境」「経済」について、また、私たちが豊かな社会の為に今すぐ行動に起こす事が出来る具体的な内容を知る事が出来ます。
こんな人におすすめ
- 世界の動向が気になるビジネスパーソン
- 今後の未来を切り開いて行く学生
- 学校の先生
SDGsの内容を身近な生活に照らし合わせてくれているのでSDGsを知らない人に説明をするのも簡単です。この本を読んで行動に移す事が最高の結果に繋がりますので是非一読!
『図解 SDGs入門 著:村上 芽』 の概要
SDGsでは17の目標、169のターゲット、232の指標がありますが、その内容は国レベルでも把握しきれていないようなものもあります。本書では、その中でも私たちに身近な項目から目標と現在の状況、そして私たちが行動すべき内容を教えてくれます。
グラフによる比較や図による解説が多く含まれているので、過去、現在、未来の様子が分かりやすいです。その事実を基に問題定義と具体的な行動を教えてくれているので、SDGsを自分事として捉える事が出来、また行動に移しやすいです。
私が『図解 SDGs入門』を読んで学んだ事・感じた事
- 豊かで持続可能な社会と環境とは何か?
- SDGsの目標を達成する具体的な行動について
豊かで持続可能な社会と環境とは何か?
先進国も途上国も関係なく、世界が取り組んでいるのがSDGsです。地球温暖化も環境問題の一つ大きな問題で、異常気象も環境問題が原因にあります。そのもとになっているのが、温室効果ガスの排出量が多いことがあげられます。簡単に言うと二酸化炭素の量ですが、経済の発展に伴って排出量が増えてきました。
国によって排出量が異なるので、特に中国やインドが排出しすぎていると話題になった事がありますが、実は人口1人当たりの排出量を計算すると、日本の方が多いです。温暖化が進んでいるのは他国の問題では無く私たちにも問題があるという事が分かります。SDGsは先進国が引っ張っているような印象もありますが、目標達成に向けて取り組むべき内容もたくさんあります。
持続可能な社会や環境の為には再生可能エネルギーの割合を増やす事、緑を守る事などが身近な問題だという事が学べます。
SDGsの目標を達成する具体的な行動について
SDGsとは未来の子供たちの為に資源、環境を残しながら経済の発展にも力を入れていくという取り組みです。生活が日々良くなる事を持続させながら過ごせるように継続していこうという目標です。その為には、現状の把握と目標を比較しながらどこに力を入れて、どこにお金を使うかを一人一人が認識する必要があります。
本書の中には、経済、健康、環境、社会、男女、平和などについてSDGsの項目と照らし合わせながら説明をしてくれています。図解である為、難しい数字を含む内容もイメージがしやすいです。SDGsとは?と、まだ内容に詳しくない人でも身近な問題だという事に気付ける本だと思います。
また、世界の目標と取り組みについて見識が広がる為、ビジネスパーソンは日本、世界は何にお金を使おうとしているのかもわかるのでマーケティングなどにも重要な情報を得る事が出来ます。
学生にとっては会社がどのような取り組みをしていて、未来の自分達や子供たちに対してどういった目標達成しようとしているのかといった視野が広がる一冊です。
SDGsは自分にとって身近な目標であり、目標の達成のために行動出来る事がたくさんあるという事を知って一緒に行動に移せればと思います。
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