【読書録】勝てるデザイン

デザインの意味？何となくではもったいないと気づく本

同じ著者である前田高志さんの【鬼フィードバック】を読み始めて、前田さんのファンになったので、直後に購入した本【勝てるデザイン】です。

本の内容は、デザイナーとしてNintendoから独立するまでの前田さん実体験の中で、前田さん自身が大事にしていたことや考え方などが書かれています。大きな会社からの独立というのは憧れますが、順風満帆というわけでは無かった様子です。そういった悪い時の状況も共感できるため、本の内容がすんなりと入ってきます。

タイトルの通り、デザインで勝つためには何が必要か、どのような考え方、取り組み方、ヒヤリングの方法などが書かれていて、前田さんの経験談であるからこそ内容に共感しやすく、自分自身を客観的に見ることが出来ました。

デザインの種類を必殺技という観点で項目化しているのも面白く、キャッチ―な技名なので覚えやすいし、扱いやすいです。

さらにPhotoshop、Illustraterなどのツールをショートカットを覚えることにより、早く操作できるようになるので、作業時間が早くなるという点は当然の事ではあるけど、積極的に覚えようとしていなった自分にとっていい刺激になったので、すぐに取り組みたいと思っています。

フォントのこと、色彩のことなど技術的な部分にも触れていながら、デザインディレクターとしての考え方などのマネージメントに関してまで述べられているのが前田さんならでは本という印象が大きいです。

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前田高志さんに憧れる

本の中でも書かれていますが、仕事の受け方やクライアントとのやり取りについて等、ここまで書いているというのが面白く、前田さんに対しての興味が沸くというだけに収まらず、会ったことも無いのに、なぜか信頼感と親近感が強くなる本です。

憧れるといった点では、コミュニティを自分から作っていき運営をしながら人がコミュニケーションをとれる場所づくりをしているといったところです。これは、今後私も活動の一つとして考えることにしました。

仕事としてではない創作活動をする仲間がいるという環境づくりを、積極的に行っているからこそのスキルアップや、モチベーションアップが出来るのは素晴らしい考え方だと思うし、真似をしようとしても出来るものではないと思います。コミュニティに300人以上のメンバーが集まるというのは前田さんの人柄ならでは事だと本を読んで強く感じました。

本の最後にあるワークアウトも間違いなく自分のためになると思うで取り組む予定です。

デザインの面白さに意味を持たせる

この本を読んで、デザインは選ばれた人だけのものではないという思いが強くなりました。そして、デザインをする際には、意味を持ったデザインをしたいと思いました。

詰め込みすぎてしまうことは問題になってしまうが、今の自分にはもう少しデザインに意味を持たせて良いと思うし、見る人、クライアントの事を考えてながらのデザインをするべきだと思いました。

そして、妥協せず自分事としてのデザインだということを考えながらデザインをするようにしようと思います。

出来る限りフィードバックをもらうこと、俯瞰的に、見る人になってデザインの細部まで作りあげていこうと思います。

仕事として、またそうでは無くてもデザインに興味がある人は一度読んでみる事をおすすめします！

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前田高志さんの【鬼フィードバック】もおすすめの一冊なので是非読んでいただきたいです！

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