Vlogを何度か作っていると何となく似たような動画ばかりになってしまう事はありませんか?
そんな時はトランジションを考えて撮影すると動画が一気におしゃれになります!トランジションの種類はたくさんありますが、今回はカメラを振るだけの簡単なカメラトランジションを使って紹介します。
【作例紹介】カメラ女子のVlog
トランジションでの切り替えに注力しながら撮影したものです。
トランジションの有効な使い方
この作品のOPは全てカメラ撮影だけのトランジションで繋いでいます。カメラの移動と同時に次のカットに切り替わるのでリズムが良く、短時間で情報量を増やす事が出来ます。Vlogなどの動画を何度も撮影していると同じような動画になりがちですし、画面を暗くしてカットをつなぐフェードイン、フェードアウトなどでOPを印象付ける事が多くなると思います。
フェードイン、フェードアウトも良いですが動画のリズムがゆっくりになってしまいますよね。SNSなどで動画を上げる時も初めにインパクトのあるカットやスピード感を上げた方が評価や再生数が良いですので、カットを素早く変えたい時などにとても有効です。
カメラトランジションの簡単な方法
とにかくカットの前後はカメラを振って撮影してください!例えば、場所が違うカットで散歩をしているシーンをつなぐ場合は、Aの場所で撮影時は、RECをしてからカメラを振って対象物を撮影し、またカメラを振る。Bの場所でも同じようにする事で動画をおしゃれにつなぐことが出来ます。
カメラトランジションの撮影時の注意点
- トランジションの繋ぎの方向を忘れる
- 同じ方向ばかりにカメラを振ってしまう
- 振っている時間が短くて繋ぎづらい
私が良くやってしまうのは、カメラを右から振ってカットの終わりに左に抜けたとすると、次のカットは同じ方向から始めないと繋がらなくなってしまうのですが、前のカットがどこに振っていたか忘れてしまう事です。これをやってしまうとせっかくのカメラトランジションが台無しになってしまうので注意です!
また、右から始まって左に抜けたカットの次のシーンでまた右から始まって左に抜けて、といったように同じ動きばかりをしてしまう事があります。これだと動画の面白みが半減してしまいます。
最後は、カメラを振っている時間が短くて編集時に困る事があります。音楽と合わせる時にもう少し振っている時間あればなと思う事があるからです。なのでカメラは勢いよく振って撮影をする事をおすすめします。
カメラトランジションは撮影スキルもアップするのでおすすめ!
カットの繋がりに関する注意点を解消する一番の方法は、チェック表を作ったりメモに残す事です!しかし、Vlog等で気軽に撮影するときはそこまでの準備も難しいので、ちょっとぐらい間違えても問題ないです!そして何回かやっているうちに頭の中で繋がりが整理出来て、ショートムービーであればメモに残さなくても構成することが出来るようになります!
スマホの撮影等でもちょっと変化をつけるだけで簡単におしゃれに出来るカメラトランジション。
是非実践してみてください!
関連動画
カメラ女子の動画でジンバルを使った撮影もしているので見てみて下さい!
今回撮影に使用した機材
【カメラ】SONY α7c
使いやすい世界最小のフルサイズミラーレス一眼
【レンズ】タムロン 17-28mm F/2.8
動画撮影におすすめの広角レンズ
【NDフィルター】K&F Concept 67mm 可変NDフィルター ND2-ND32
晴天での動画撮影は白飛びやシャッタースピードの問題があるので一枚あると便利
【三脚】Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ
手持ち撮影の時は小型三脚を持つと撮影しやすい
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