デザインって簡単!って思わなくなった人におすすめの本⁉
YouTubeのサムネイルを作ったり、オリジナルグッズを作ったりしていると、なかなか納得いくものが出来ません。イメージが全然湧かない時もあれば、出来上がったものを見ても、こんなのを作りたかったわけでは無いのにと思う事がよくあります。
デザインとはとても幅広いと思いますが、デザイナーとはどうやってデザインをしているのか?
そこに興味を持った時に出会った、【鬼フィードバック】は吸収できるものがたくさんありました。
デザインのクオリティーの上げ方が分かる
元任天堂の前田高志さんがデザインについて、実際にデザイナーと一緒にデザインを完成させていくという内容の本です。デザイナーからのデザインをディレクターという立場からアイデア、修正点などアドバイスをフィードバックしてブラッシュアップしていく様子から、デザインたるものを理解できます。
面白いのは、デザイナーと前田さんの実際のやり取りが見えるというところです。フィードバックを聞いてどういう風に思ったか、また、フィードバックに対して自分なりの見解をしてブラッシュアップしていく様が参考になるし、自分の考えや意見と照らし合わせる事が出来ます。
心に残った事としては、デザインは誰に何を伝えたいものかという所をはっきりさせる必要があるということです。伝えたいメッセージ、ストーリーがあるとデザインの内容をしっかりさせられるということが重要に感じました。
見る人の立場になって考えるのも大事です。本のPOPやポスターは、お客さんに目につく必要があること(インパクト)、内容を見て興味を持たせること、本を手に取ってレジに向かわせることこそが目的です。そのためのデザインであるということを意識する必要があります。
サムネイルの場合、小さな画面の中に内容を分かりやすくする、インパクトを持たせる、クリックさせることが大事。などが読んだ直後に自分の中に大きく残っているところです。
デザインで大事なこと
デザインをする際は、他者とのフィードバックも大事だが自分自身でもダメ出しをしながら目的とターゲットを考え、作成していくことが大事です。何も知らない最悪のお客さんが見ても興味を引けるものにする必要があります。
文字間、スペース、視認性、色、そんなに細かい所まで修正をしている事が知れてよかったです。フィードバックを何往復もして微調整をしてようやく注目を集められる作品になるのだと思いました。
前田さんには 【鬼フィードバック】 を読んで見事に心を奪われました!前田高志さん別の書籍、【勝てるデザイン】をAmazonから注文したところです!楽しみ!
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