『NFT』は自分には関係ないと思っていませんか?最近はニュースに取り上げられたりとよく聞くようになってきた言葉ですが、一般生活をしていると身の回りにNFTは無いかもしれません。
しかし、NFTはWeb3.0という今後訪れる新しいインターネット生活の一部になるかもしれない非常に重要な要素の一つです!私はNFTについての本は2冊目でしたが、実は少し難しく感じる本でした。しかし、世界のNFT事情やメタバースなどの最新技術を知るにはとてもおすすめの本です!
こんな人におすすめ
- メタバース、ブロックチェーンなどの最新の技術を知りたい方
- NFTがあいまいではっきりとわからない方
- NFTをビジネスにしようとしている方
『NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来 著:天羽 健介 増田 雅史』の概要
国内外のNFTの最新の技術や法律について28人の専門家の意見や見解、また今後の発展について知る事が出来る本です。NFTとアート、メタバース、ゲーム、スポーツ、トレーディングカードなどでどのように使われているのかのという点が分かりやすく、最新の技術にワクワクします。
この本を読むことでNFTについて網羅的に理解が出来ると思いますが、専門用語などがあり、少し難しく感じる部分もあります。(特に第2章の法律と会計)
NFTを仕事として活用しようとしている人には必読の本です!
私が『NFTの教科書』を読んで学んだ事・感じた事
- OpenSea(オープンシー)は、世界で最も利用されているマーケットプレイス
- デジタル資産の価値に注目されている
- 誰でも絵を描けば儲ける事が出来るのか?
OpenSea(オープンシー)は、世界で最も利用されているマーケットプレイス
今回私はこの本を読んで、NFTのマーケットに参加したいと思ってOpenseaを選びました。他にも数々のマーケットプレイスがありましたが、やはり利用者数の多さとユーザーが自由にNFTを発行できる部分が大きかったです。
マーケットプレイスによって、アート、トレーディングカードなどの特徴がある事と、本当にたくさんのマーケットプレイスがあるのでNFTの盛り上がりを感じました。本書の中でも出てきますが、マーケットプレイスを横断する仕組みが簡単になる事もNFTには非常に重要な要素だと思います。
デジタル資産の価値に注目されている
GAFAのような巨大企業はデータを活用、サービス運用した事で大きく成長しました。有形の資産よりも無形資産が経済の中心になってきています。しかし、デジタルデータは簡単にコピーされてしまう事により価値が低く扱われてきました。
特にアートや音楽などはコピーされることにより価値が下がり、クリエイターエコノミーは厳しいものですが、NFTによりデジタルデータに唯一無二の価値を与える事が出来るようになったので、クリエイターにとっては非常に大きな経済になります。一過性のブームでは無く、NFTが発展することで新しい経済圏がますます発展することは非常に楽しみです。
誰でも絵を描けば儲ける事が出来るのか?
NFTでよくニュースになっているのは、アート作品が何億円もの価格で売買された等です。他にも小学生が夏休みに書いた絵が数百万円になったりだとか。それを聞いて、あなたも絵を描いて販売しようと思ったかと思います。(私は思っています!!)
しかし、売れるのは簡単ではないでしょう。有名なアーティストであればすぐに売れるかもしれませんが、自分自身にブランドが無いと難しいと思います。本書の中には、作品にストーリーが無いと買う人がいないとの事です。それはデジタル以外でも同じかもしれませんが。
しかし、ストーリーを意識して作品を作る事は可能な感じがします。購入者が、「この作品は、こういった人が、こういう理由で作ったんだよ」と友達に紹介出来るようなストーリーがあればいいと思いということです。
その為に、やるべきことはたくさんあるかもしれませんが、この発想でアート作品を作る事はNFTのデジタルアートで大事で有効だと思います。
まだまだ投機目的のユーザーが多くて手が出しづらいNFTですが、好きなスポーツ選手やアーティストを応援するためにトークンを購入するという方法も非常に面白いと思いました。いつの間にか当然のように扱っていることになるだろうと思われるNFTは、世界的にもたくさんのお金が投資されています。
本書には、法律や会計の部分まで細かく説明してくれているのでNFTをビジネスにしようとしている人には非常に重要な本です。是非読んでみて下さい!
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